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えー、毎度毎度の日本縦断ネタであります。
いつまで引っ張るねん!
旅が終わって4ヶ月も経過してるで!
くどいですな。すまぬすまぬ。

旅で使ったギア類・ウェア類の紹介&レビューなんかも考えてたけど
同じようなレビューはネット上に大量に出回ってるので
わざわざ僕が書くほどの理由もないので
日本縦断旅ネタは今回で最後の見込みです。
(でもどうしても書きたいネタがあったら書くよ!)

今年2025年、僕は折り畳み自転車をメインに
日本縦断旅をやったわけだけど
今から32年前の1993年にも日本縦断旅をやってまして、
この時は徒歩のみでの日本縦断でありました。

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それでね、
今回の記事で書きたいのは
2度の人力系日本縦断旅をやってみて
当時1993年と今回2025年とで違いがあったのか。
僕自身の当時と現在の心境の違いと、
世間のリアクションや価値観の変化について
感じたことを書いてみたいと思います。

まず前提として1993年は「徒歩のみ」だったのに対して
2025年は「折り畳み自転車がメイン」というのが大きな違いです。

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★応援の言葉が「頑張ってください」から
 「楽しんでください」へと変化


どれか一言で説明するなら
これに尽きます。
「頑張る」から「楽しむ」へ。

僕自身、1993年当時は目が吊り上がっててね、
せっかく大学へ進学させてもらい
せっかく就職もできたのに、
せっかく彼女もできたのに、
全てを投げうってキツい旅に出るんだ、
自由のド真ん中にオレは行くんだ、
夢を叶えるには犠牲が必要なんだ、とかなんとか
今思えば暑苦しくて的外れで恥ずかしいことを
当時は本気で考えてました(泣)

そんな精神状態だったので、そりゃあ旅を楽しむ余裕もなかったし
今思い返しても苦しい旅だったもんです。
そもそも若かった当時24歳の僕は
価値観とか視野があまりに狭かったし
「長距離を歩くこと」自体が目的だったので
そりゃ楽しいはずもなかったし
そもそも世間が一人旅と言うものを認めていない時代だったのも大きかった。

1990年代当時は、一人で遊ぶこと自体が犯罪者扱い?ってくらい
世間の目は酷かったです。
現代では「ソロキャンプ」という言葉やジャンルも市民権を得たし
ひとり焼肉、ひとりカラオケ、なんてのも市民権を得てますよね?

だけど当時1990年代は「ひとりで遊ぶ」なんてのは
友人が居なくて社会性の欠落した異端者という扱いで、
学校や職場でうっかり「ひとりでアウトドアやってる」
とか言おうものならヤバイ人扱いされるのが通常だったものです。


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当時、旅先のキャンプ場でキャンプを申し込んだら

「ひとりでキャンプ!?
 何のために?何を企んでる!?
 警察呼ぶぞ」

と壮絶に拒絶されたこともあったぐらいで、
世間がそんな価値観だから
旅の途中で川原や橋の下でテント張ってると
石を投げられることも度々あったものでした。


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まあ、1990年代当時はそういう感じだったわけだけど
それがなぜ現代では世間のリアクションが全然違ったのか?

もちろんソロキャンとか一人焼肉といった
ひとりで遊ぶことが市民権を得たことが大きいです。
だけど旅先で出会った旅人で無い、一般の人からの激励の言葉が
「頑張ってください」から「楽しんでください」に変わったのは
僕には大きな変化に感じました。

これは旅の途中で出会った誰かが言ってたのですが
オリンピックでの選手へのインタビューで
かつて選手が
「国民の皆様の期待に応えられるよう頑張ります」
だったのが
「オリンピックを楽しんできます」
に変化したのと似てるんじゃないかな?

オリンピックも一人旅も
言わば単なる個人活動の延長に過ぎないわけで、
その単なる個人活動に社会の規範や
社会が理想とする結果を要求するのは
そもそも間違ってるよね、という感覚なのではないかと。


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あと、やはりSNSの存在が大きいとも感じました。
1990年代前半はまだネットも携帯も無い時代で
自分以外にどんな旅人が居るのか、
たまたま出会った旅人同士の口コミでしかわからなかったし
旅行記が出版されたら本屋で買って読んで
「へ~、こんな旅人が居るんだな~」
と関心するぐらいしか
他の旅人との接点が無かったものだったけど
現代ではSNSで徒歩やママチャリでの日本一周だとか
海外の大陸横断的な旅をリアルタイムで知ることが出来て
きっとそんなSNSを見て「俺もやってみよう!」
と旅を始める若者も多いようで。

だから1993年当時と比べて旅人が増えてたし
当時と比べてハードルが下がり
型にハマらない若者が増えたな、という印象。

1990年代当時、あんなに大変だった人力ひとり旅が
現代では肩の力を抜いて気軽にやっちゃえるようになったことが
嬉しくもあり、羨ましくもあり。

徒歩や自転車での日本縦断旅が
当時は「大冒険扱い」だったのが
現代では「大した事ない扱い」です。
これは素晴らしいことだと思うのです。
もっと気軽に若者が一人旅を実行できる環境や雰囲気が増えるなら
日本の将来も悪くはないんじゃないかな。

とはいえオッサンになってからの冒険的一人旅は
精神的にはラクでしたが
肉体的にはめっちゃキツかったです(泣)
若い頃、あんなに自転車で峠を越えることに熱中してたのに
今や少しでも坂道を回避するルートを選んで旅してましたからね~(泣)


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以上、
オッサンが感じた
1990年代と2020年代の一人旅における
世間の反応の違いでした!


さて、今年も押し迫ってきました。
今年のブログ更新はこの記事で終了です。
本年もありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

インスタは年内もう少し更新するかもです。
最近は僕もインスタ投稿が増えてますが
自分的にはどっちかというと文章で表現したいことが多く、
写真がメインのインスタでは物足りないので
来年も更新頻度は低めながらブログは継続予定ですので
今後とも御贔屓に~m(_ _)m